空気清浄機といえば今や一家一台はある家電製品のひとつで、特に花粉症の方やペットを飼っている方にとっては必需品といえます。
現在はパナソニックやシャープといった大手家電メーカーだけでなく、アイリスオーヤマやダイソンといった様々なメーカーが開発・販売をしているので種類も豊富です。
今回はそんな空気清浄機を価格や機能面などで比較してランキング形式でお伝えしていきます!
この記事の目次
空気清浄機の選び方
空気清浄機の種類
空気清浄機を選ぶ際には、まず空気清浄機のタイプと特徴を知っておく事が重要です。空気清浄機のタイプは大きく2つに分かれます。
1つ目はファン式です。
ファン式は、モーターでファンを回して空気を吸い込み、空気をフィルターでろ過する事で汚れを除去します。国内の大手メーカーの機種などで主流のタイプです。
2つ目は、電気式です。
プラスとマイナスが引き寄せ合うという、電気の仕組みを利用して空気中の汚れを除去します。空気を除去する力は、ファン式に比べ若干劣りますが、音が静かな事が特徴です。
- ファン式→空気をフィルターでろ過する事で汚れを除去!国内主流
- 電気式→電気の仕組みを利用して空気中の汚れを除去!ファン式より除去力は劣るが音が静か
空気清浄機を選ぶポイント
1.部屋の広さで選ぶ
空気清浄機には、それぞれに適した広さがあります。
空気清浄機には約30分でどのくらいの面積の空気を清浄できるかという目安が記載されています。
自分が空気清浄機を設置したい場所の、面積に応じて空気清浄機を選ぶ事がポイントです。
2.使用するシーンを考えて選ぶ
一言に空気清浄機と言っても、その性能や特徴は全く異なっています。
使用シーンに応じた空気清浄機の選び方の例をいくつか挙げてみます。
タバコを吸う人や強い臭いを除去する目的で使う方は、脱臭に特化した空気清浄機を選びましょう。
赤ちゃんが寝る部屋で使う場合・音が気になる人の場合は、音の少ない電気式の空気清浄機を選ぶのがおすすめです。
喉が弱い、乾燥に弱いなどの理由で、空気清浄機で空気をきれいにする以外にも加湿の性能を求めるのであれば、加湿空気清浄機を探しましょう。
このように、自分が空気清浄機を使用するシーンを考えた上で、最適なものを選ぶというのが基本です。
3.性能で選ぶ
自分が空気清浄機を使う部屋の広さと使用シーンが決まっているという方は、性能を比較してみましょう。
性能を比較する上でのポイントはセンサー・最大風量・清浄時間の3つです。
センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー・温度センサー・照度センサーなどのセンサーは搭載されているのかというのがチェックポイントです。
最大風量は、値が大きければ大きいほど空気を早く循環させることができます。
清浄時間は、8畳の室内を清浄するのにかかる時間を示しています。
自分の用途に合わせて必要な性能をしっかりと見極めましょう。
4.デザイン・サイズで選ぶ
最後のポイントはデザインやサイズです。
サイズは持ち運び可能なコンパクトなものから、据え置き型の大きなものまで自分の用途に合わせて選ぶことができます。
また、デザインも多種多様です。性能がほとんど同じという時には、自分の好きなデザインの空気清浄機を選んでみるのもいいでしょう。
空気清浄機おすすめ人気ランキング
それでは上に挙げた選び方を参考に、おすすめの空気清浄機をランキングにしました!
1位:ダイキン MCK70T
空調機の世界的メーカーであるダイキンはその高い技術力を空気清浄機にも活用しており、空気清浄・加湿機能ともにバランスのとれた設計になっています。
MCK70Tは光速ストリーマという放電技術を採用しており、取り込んだ空気の中にある有害化学物質を抑制ではなく、分解レベルで清浄します。
これにより気になる臭い物質はもちろん、花粉を芯から分解することが可能です。
また、このストリーマ技術は加湿フィルターや加湿用の水のような雑菌が繁殖しやすい部位にも使われているので清潔・衛生面でもかなり優れています。
さらにアクティブイオンを放出することで空気中のカビ菌・アレル物質に付着、酸化分解をすることができます。
見た目も以前の丸みを帯びた形状からスクエアでシンプルなフォルムに変わり、どんなリビングにも調和できるデザインになっています。
- アレル物質、花粉を徹底して分解できるモデル
- 高速ストリーマで花粉やアレル物質を分解レベルで除去!
- アクティブプラズマイオンで空気中のカビ菌・アレル物質も酸化分解
- 吸引も前面の3方向から行うのでパワフルかつ壁にくっつけて使える
2位:パナソニック F-VXP55
優れた吸塵性能に加え、ナノイーといったイオン放出機能、さらに高精度なセンサーを採用しているなどどれをとっても高性能でバランスに優れた空気清浄機です。
ホコリの多くは空中ではなく床に落ちており、それを効率良くかつ強力に吸い込むために清浄機下部にはメガキャッチャーと呼ばれるフォルムを採用しています。
ハイハイをする赤ちゃんやペットの活動圏内にあるホコリをごっそりと吸塵し、ナノイーでアレル物質を抑制してくれます。
また、新機能として花粉クリーニング機能が搭載されており、着ていた衣類を空気清浄機の風があたる場所においておけば花粉を無力化することができます。
- 小さいお子さんがいるご家庭におすすめのモデル
- 進化した「ナノイーX」で1年中飛散する花粉を無効化
- 自分で気流を作り出して効率的かつ漏れなく気になる物質を吸引できる
- 多機能なのにお手入れ簡単でフィルターも10年間交換不要
3位:シャープ KC-F50
コスパに優れている機種をお探しであればシャープから出ているKC-F50がオススメです。
シャープの独自の空気清浄技術“プラズマクラスター7000”を搭載しているだけでなく、ニオイや温度・湿度センサーといった賢い運転機能も搭載しています。
さらにフィルターも微小な粒子を99.97%をキャッチできるHEPAフィルター、活性炭使用の脱臭フィルター、ホコリブロックプレフィルターの3つを採用しています。
これだけの機能が搭載されて1万台後半から手に入るのでかなりコストパフォーマンスにおいては優れています。
ただ、上位機種はプラズマクラスターの濃度は25000となっているため、広い空間でニオイや花粉除去をしたいという方であればそちらを選んだほうが満足できるでしょう。
- 機能と価格のコストパフォーマンスで選ぶならKCF-50
- プラズマクラスターがついて1万円台前半という圧倒的コストパフォーマンス
- 5つのセンサーで花粉から微小な粒子までしっかり検知できる
- 加湿フィルターは10年間交換不要だからさらに経済的
4位:富士通ゼネラル DAS-303E
優れた脱臭能力を持つのが富士通ゼネラルのDAS-303Eで、吸引・吸着・分解の3ステップで素早く気になるニオイを取り除いてくれます。
お部屋の広さによって異なりますが、ペット臭であれば5分、タバコ臭であれば2.5分で脱臭することができます。
搭載されているフィルターは金属酸化触媒を採用しており、物質が付着した後はそれを加熱して活性化させて分解します。
また、フィルターオート機能が搭載されているためなんとメンテナンスが不要になっています。
集塵フィルターに関してはメンテナンスが必要ですが水洗いが可能ですのでお手入れ簡単、交換不要です。
価格も2万円代前半~と高機能ながらリーズナブルになっており、臭いでお困りでメンテナンスが簡単なモデルをお選びであればおすすめの空気清浄機です。
- 臭いでお困りの方ならメンテナンスも楽ちんなDAS-303
- ペット臭やタバコ臭に悩んでいる方に嬉しい強力な脱臭性能
- 脱臭フィルターは交換不要、集塵フィルターも水洗いでお手入れ楽
- 静音設計だから寝てる間にお部屋を脱臭可能
5位:アイリスオーヤマ PMAC-100
「そこまで大きな空気清浄機はいいかな?」という方におすすめなのがこのPMAC-100です。
価格は1万円以下ながらPM2.5に対応できるHEPATOCELLULARフィルターを採用しています。
ペットの毛やホコリから花粉まで吸着できるため集塵・空気清浄能力も優れています。
本体はコンパクトですので、お子様のお一人部屋や書斎などの限られたスペースにも邪魔になることなく置くことができます。
イオン放出機能やセンサー機能がついていますが、簡易的なものですのでより広い空間で使いたい、ニオイや花粉をしっかり除去したい方はダイキンやパナソニック製品がおすすめです。
我が家はパナソニックの加湿空気清浄機「F-VXP90」と「F-VXP55」
我が家で使っているのは2位に挙げたPanasonicの「F-VXP55」とその上位モデルの「F-VXP90」。
見た目がおしゃれだし、ダイキンも悩みましたが寝室とリビングでメーカーを分けたくなかったので統一しました。
「F-VXP90」は最新モデルの最上位機種でスペックは十分。「F-VXP55」は寝室機能があるので寝室用です。
値段に違わぬ働きを見せているので満足しています!
空気清浄機のおすすめまとめ
以上、おすすめの空気清浄機を5点紹介しました。
空気清浄機は色々なメーカーから出ている分、何を選んだらいいかわからなくなっていまいがちです。
ですので、自分がどんな機能を求めているか明確にしてお探しになるとより満足したお買い物ができますよ!
コメントを残す