つい先日、Firefoxから、GoogleChromeに乗り換えることにしました。
僕が1番最初に触ったIE以外のブラウザがNetscape、その次がSleipnir、そして、Firefox。
Firefoxを使い始めたのが確か大学生位だったので、かれこれ8年以上の付き合いになるわけです。
この記事の目次
FirefoxからChromeに乗り換えた理由
乗り換える理由として1番大きかったのは、これFirefox使ってる方は大体不満に思う点だと思うんですけど、重さですね。もう、重いんです。使ってると。
Firefoxを軽くする方法はたくさん出てますけど、ひと通りやってはいたんですが、またすぐ重くなるんです。
これはもう業務に支障をきたすというか、イライラがとどまらなかったので、思い切ってChromeに乗り換えることにした次第です。
乗り換えるにあたって拡張機能を使う
Firefoxではアドオン、Chromeでは拡張機能といいます。Chromeに移行するにあたり、それまで使っていたFirefoxのアドオン機能を、Chromeでも使えるようにしなければなりません。
Firefoxのアドオンが、そのままChromeの拡張機能でも出ていたら楽なのですが、そうでないものが多く、そうすると似た機能を探さなければならないことになり、これが結構面倒かも・・・。
Firefoxで使っていたアドオン
それまで、Firefoxで主に使用していたアドオンは次の通り。
- Firebug(デバッグが簡単に行える便利なアドオン)
- FireGestures(マウスの右クリックで操作することにより、タブを閉じたり開いたりできる便利なアドオン)
- FireMobileSimulator(開いているページをモバイル表示に切り替えることができるアドオン)
- gpum(gmailが届いた時、ポップでお知らせしてくれるアドオン)
- SimilarWeb(開いているウェブサイトのアクセス数など、簡単に閲覧できるアドオン)
- Tab Mix Plus(Firefoxでのタブ機能をかなーーーり便利にしてくれるアドオン)
- Xmarks(ブックマークをクラウドで同期してくれるサービス)
- テキストリンク(http://aaaa.com といった、リンクが張られていないURL表示を、リンクありにしてくれる)
クロームに移行できる拡張機能探し
このうち、Firebugは、Chromeには予め、右クリックで表示できる「要素の検証」
という機能が搭載されており、これで代替できるので使用しないことに。
SimilarWebは、Chromeでも用意されているので、そちらをダウンロード。
FireGesturesは、似た機能が使えるSmooth Gestures Plusへ。
テキストリンクも、同じく似た機能であるText URL Linkerに。
FireMobileSimulatorは、結構便利に使える拡張機能として、User-Agent Switcher for Chromeがあったのでそちらを。
gpumは、メールが届いた瞬間作業が中断されるので、もう入れないことにしました。気になっちゃうんですよね、メールの内容が。作業中にポップされると、それで止まっちゃうんです。
Tab Mix Plusが使えない
これ。Tab Mix Plusが使えない。これですよ。1番困ったの。
Firefoxを使うにあたって、1番と言っていいほど重宝してたのがTab Mix Plus。
タブブラウザをかなり快適にしてくれるこのアドオン。特に重宝していた機能が下記の3つ。
タブのロック
タブのロックとは、開いているタブをダブルクリックすることにより、そのタブをロックし、そこからのリンクを全て新しいタブで開いてくれるようにしてくれる機能。
そのページから、たくさんリンクを開きたい時に重宝します。
そうすることにより、わざわざ「戻る」をしたり、ホイールで開く必要がなくなるわけです。
最近閉じたタブ
直近で、閉じたタブ一覧を表示できるようになる機能。
間違っていくつか閉じたりした場合、ボタンをクリックするだけで一覧が表示でき、そこからすぐにアクセスするので、結構使う機能です。
新しいタブで開く
Chromeでは、ブックマークを開くとき、現在開いてるタブで開きます。
そうすると、残したいタブの時にやると、すごく不便なわけです。
また、それは検索も同じ。新しいタブを開いてやりたい場合は、Chrome上で新しいタブを作り、そこからブックマークに飛ぶなり検索するなりしなければなりません。
一方Firefoxでは、機能をONにしておくと、検索しても、ブックマークを開いても、常に新しいタブで開いてくれます。
これも重宝していたので、これができないのはものすごく不便。
検索バーやブックマークがサイドにないことに違和感
Chromeでは、アドレスバーと検索バーは一緒です。Firefoxでは、分かれています。
これに慣れていると、統合されているChromeは、ものすごく違和感を感じるわけですね。
また、ブックマークにおいても、Firefoxでは、IEよろしく、ブックマークは常にサイドに表示できます。
しかし、これがChromeではありません。
調べてみると、どうやら実現不可能。これもちょっと不便なんですね。慣れの問題かもしれませんが。。。。
Xmarksでちょっと苦戦
これは、ブックマークをクラウド化し、どのPCでも、どのスマホ端末でも、どのブラウザでも、常にブックマークが共有できる便利なサービス。
もう何年もお世話になっており、重宝しているサービスの1つ。
もともと、Chromeも、ブックマークはおろか、現在開いているページや、履歴も、同期できる機能が備わっており、これにより、どのPCでも、スマホでも、Chromeさえ入れておけば、常に同じ環境に置くことができるわけです。
拡張機能を入れ直す必要もありません。そのため、XmarksをChromeに入れるとどうなるか。重複しちゃうんですね。
Xmarksで同期したブックマーク、Chromeで同期したブックマークが競合してしまい、ブックマークが自然増殖してしまいます。
その度に、ブックマークを削除しなければならなくなり、かなり苦戦しました。
なので、Chromeの同期設定で、ブックマークをオフにしました。
これで、Chromeのブックマーク自動同期はされなくなり、Xmarksでの同期のみとなります。
もともと、どの端末、どのブラウザにもXmarksは入れているので、全く問題はありません。どこでも、同じブックマークを閲覧することができます。
Chromeに移行してよかったこと
これまでChromeに移行して、文句ばかり並べてきましたが、それならFirefoxに戻ればいいことです。
それでも、Chromeを使うのは、やはりメリットを感じているからこそ。
動作が軽い
もうこれに尽きます。Firefox時代は、しょっちゅうプチ固まりを起こしていましたが、それもなくなりました。
かなり快適。Firefox時代には多すぎたクラッシュも、少ないですしね。
便利な同期機能
ブックマーク機能こそオフにしていますが、履歴や開いているタブなどは同期しています。
現在開いているタブを、スマホで閲覧することも出来ますし、タブを開きっぱで帰宅、家で引き続き開いているタブで作業開始、ということもできるわけです。
拡張機能追加で再起動しなくて良い
Firefoxでは、アドオンを追加した場合、ブラウザを再起動しなければなりません。
しかし、Chromeでは、拡張機能を追加しても、そのまま続けることができ、再起動の必要がないわけです。
そんなに頻繁に入れることはありませんが、地味に便利。
え?3つ?って感じですが、GmailなどのGoogleサービスとの相性が良かったりなど、細かいところでメリットは多いです。
もともと、あまりの重さにストレスが溜まってChromeに移行した経緯もあり、軽さだけでも、十分満足しています。
まとめ
FirefoxからChromeに移行しての、メリット・デメリット、更にFirefoxで使っていたアドオンを補うために入れた拡張機能を、下記にまとめます。
- 動作が比べ物にならないほど軽い
- 開いているタブや、閲覧履歴を同期できる
- 拡張機能追加時、再起動しなくてよい
- Googleサービスと相性が良い
- 慣れるまでは、検索バーとブックマークの位置に苦戦
- Tab Mix Plusが使えない(かなり痛い・・・)
- Xmarksを使っている方は、要注意
入れた拡張機能
MozBar
「ドメイン価値」「ページ価値」「被リンク数」などをしらべることができる機能
SimilarWeb
簡単にサイトを解析できる機能
Smooth Gestures Plus
マウスジェスチャーで、タブを開いたり閉じたりできる機能
Text URL Linker
https://blog.miyachiman.com/などの、リンクの貼っていないテキストを、リンクできるようにしてくれる機能
User-Agent Switcher for Chrome
現在開いているページを、スマホビューにしてくれたりする機能
Xmarks Bookmark Sync
Xmarksの機能を、Chromeで有効化する拡張機能
以上、FirefoxからChromeに移行するにあたっての内容を書きました。
まだまだ引っ越ししたてなので、拡張機能は増えると思いますし、それに伴い、Chromeも重くなるかもしれません。。。Firefoxにもまた戻るかも知れません。
どのみち、楽天やヤフーショッピングの管理画面を、複数のアカウントで閲覧したりしているので、FirefoxやIEは今でもサブブラウザとして使用しています。
Chromeに関しては、早く、Tab Mix Plusに似た機能が欲しいと、、、それに尽きますね。では!
コメントを残す