なんか30代に入ってひどくなってきたアトピー。
10代の頃もひどかったんですが、20代になって落ち着いていました。なんで今頃また悪化するんだという感じ。。。
経験者はわかると思うんですが、アトピーで辛いのは夜掻きむしっちゃうことなんですよね。
せっかく良くなりかけても、寝ている間に患部を掻きむしっちゃうせいで結局ひどくなっちゃうんです。
なんとかできないものかと試行錯誤していたところ、「チュビファースト」というアトピー専用の包帯がかなりハマったので紹介します!
この記事の目次
チュビファーストについて
チュビファーストとは
チュビファーストはアトピー専用の包帯で、手・足・頭・胴体など様々な部位の皮膚の炎症に簡単に装着でき、患部を保護することに適した伸縮性のあるチューブタイプの包帯です。
巻き包帯のように無意識下で簡単にほどいてしまったり、外してしまうことがなく、ぴったりフィットして肌を掻きむしっても掻き壊しに至らないよう防護し、かゆみの悪循環を回避するために開発されています。
患部に外用薬や保湿クリームを塗った部分に、湿らせたチュビファーストの上に乾いたチュビファーストを2重に重ねて被せることで、外用薬や保湿クリームの経皮吸収を促進します。
また内側の湿ったチュビファーストから揮発する水分が肌に冷涼感を与えてかゆみを軽減するという仕組み。
概念を説明したところで、実際の使い方を紹介します!
チュビファーストの使い方
チュビファーストの箱がこちらになります。
左の青が腕用、右の黄色が足用となります。色に応じてサイズが異なります。
色はパッと見た感じ緑ですが、右上のラベル色を見ましょう。
どの患部でどの色にすればいいのかは後ほど紹介します!
箱に上のような切れ込みが入っているので、そこから包帯を出していく感じです。僕が不器用のため、少し破れていますが問題なし。
中はバームクーヘンのようにロール状になって収めてあるので、テープのように取り出す感じです。
早速2本カットします。長さの目安は、付属の説明書に「患部より8cmより長い程度」と書いていますが、実際短いと外れやすくなっちゃうので長めにカットすることをおすすめします。
僕は患部がひざや肘の関節部分。8cm加えた程度ではすぐ外れたので、2回目以降は患部の長さの3倍である30cm程度カットして使いました。
この辺はうまく調整しながら使うと良いと思います。
チュビファーストは湿らせた1本をはめてその上に乾燥したもう1本をつけます。ということで1本湿らせます。
霧吹きがあるならそれで、ない場合は水で軽く湿らせる程度で構いません。
あまりびちょびちょにしちゃうとつける時に不快感が増すので、軽く湿らせる程度にしましょう。
水で湿らせる場合は、軽く絞って水を落とすといいです。
湿らせると縮んでしまうので、水に濡らす方は少し長めに切るといいですね。
さて、いよいよ患部に着用するわけですが、その前に患部に薬(軟膏など)塗っておきましょう。
腕に装着するとこんな感じ。
湿らせた1本を着用してからもう1本を付けましょう。この順番は間違えると大変なので覚えておいてください。
足はこんな感じ。両手両足このスタイルで、その上にパジャマを来て、症状が落ち着くまではこのスタイルでした。
着用レビュー
症状が落ち着くまで約1ヶ月くらい、毎日チュビファーストを着けて寝ていました。
以前は手袋などを購入して使っていましたが、なんか手につけている感がすごくてストレスで眠れなくなっちゃったんですよね。
病院から脱ステロイド薬として亜鉛華軟膏をもらっているので、それをつけて寝ることも勧められましたが、それも結局包帯を巻かないといけないのでストレスで眠れず。
このチュビファーストも着けているストレスで眠れなくなるんじゃ・・・と最初は不安だったんですが、いざ着けて寝ると全然そんなことなく。
サイズがちょうどいいこともあり、そんなに着けている感じがしないんですよね。湿っていて少し気持ちいいこともあります。
朝起きるとチュビファーストの包帯がずれていて、寝ているときに少し掻いたあともありましたが、今までより傷跡が断然少なかったです。チュビファーストで保護しているので、掻きむしる時間が少なかったんだと思います。
ということで、結局1ヶ月位着用し、患部の症状が収まってきたので今は着けていません。またひどくなってきたら着けます。
夜の掻きむしりで悩んでいる方は、このチュビファーストはめちゃくちゃおすすめしたいです!
チュビファーストの選び方
以上、チュビファーストのレビューや選び方をまとめました。
夜の掻きむしり対策さえできれば、後は薬の服用や生活習慣の改善(食事・ダニや花粉対策)でだいぶ楽になりました。
ただ、チュビファーストは年齢や性別に応じて異なるサイズがAmazonで買えるんですが、いまいちわかりづらいんですよね。
なので、最後に年齢・性別ごとにチュビファーストを並べてみました。
夜痒くなってしまう方に是非おすすめしたいので、用途に応じて選びましょう!
生後4ヶ月未満の子供の腕
サイズが最も小さいタイプで、赤ちゃんの腕用です。
5歳未満の子供の手足、5歳以上の子供の腕
小さいお子さんの手足には緑のモデルを使っておけば大丈夫です。
5歳以上の方の脚、成人の腕
僕が腕に使っているタイプ。
5歳以上の子供の足や成人の腕用です。
子供の胴体・頭部、成人の脚・頭部
僕が足に使っているのはこの黄色のタイプ。
お子さんの胴体や頭部、大人の足・頭部に使えます。
え?頭部に使うの?と思う方もいるかもしれません。
説明書に目出し帽のようにカットして使う方法が書かれてあります。顔がひどい方向けです。
成人の胴体
これが最も大きなモデルで、成人の胴体用です。
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