経済評論家の勝間和代さんの著書に「勝間式 超ロジカル家事」というものがあります。
自身も3人の娘を育ててきたワーママである勝間和代が、仕事でつちかってきた超効率化、経済スペシャリストのスキルを全力投入して確立した、家事と家計を徹底的にラクにする方法をわかりやすく紹介します。
ロジカル家事とは、家事の時間を短縮しつつ質も上げるという勝間式の超効率的な家事のやり方。
具体的には、下記のことが実現できます。
- 調理家電を駆使し料理の時間を劇的に短縮
- 自分でやらないことを増やし家事の負担を減らす
- モノを少なくしてストレスを減らす
これにより、時短で自分の時間も増やし、美味しいご飯を自宅で食べて体も脳も疲れさせないというもの。
共働きで、奥さんの負担もできるだけ軽減させたかった我が家にピッタリの内容だったので、早速購入して実現させました。
家電が多めで導入コストもかかりますが、その分家事の時間短縮をしてくれるものばかりです。空いた時間で好きなことができるようになりますし、家事の負担が減ることを考えると導入するメリットは大きいです。
結果、大幅に家事の時間が減ったので、おすすめの家電やアイテムを紹介します!
料理の負担を楽にする家電
料理の負担を楽にするアイテムは多いので、家電と分けます。
ちなみに、時短家電を導入した結果我が家では一切コンロを使わなくなりました。コンロは何かと掃除も面倒ですし、ガス漏れチェックの心配も出てきます。コンロを使わなくても美味しい料理はできますからね。
コンロを使わないと、キッチンが油っぽくなくなったり臭いもないからかなりキレイになります。
コンロを使わず料理を実現させるには、料理の目的別に以下の家電を使います。
- 味噌汁や煮物:象印 圧力IHなべ
- 揚げ物や炒め物、蒸し物:ウォーターオーブン ヘルシオ
- 煮物:ヘルシオ ホットクック
各家電を詳しく紹介しますね!
象印 圧力IHなべ EL-MB30で味噌汁や煮物を作る
これまで鍋を使って料理していた味噌汁や煮物は「象印 圧力IHなべ EL-MB30」を導入することで解決できます。
自動調理の圧力鍋で、具材を入れてボタン一つ押せば、煮物や汁物料理ができあがります。
日中誰もいない共働きの家庭であれば、朝に具材を入れておけば、夜帰ってくる頃にはほかほかの料理が出来上がっています。
サイズもこんな感じで炊飯器とほぼ変わらないので、並べて置けます。
ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XW400でメイン料理を作る
煮物や汁物は主に象印で作りますが、それ以外はほぼほぼ「ウォーターオーブン ヘルシオ」で充分です。
鍋物料理は象印の圧力鍋、フライパン料理はこのヘルシオという形。
これ1台で割となんでもできますし、操作も簡単なので、料理の時間も一気に短縮されます。からあげ、ハンバーグ、焼きそばなどなど、主菜が結構自由に調理できます。
感動したのは、自動で庫内をキレイにして乾燥までしてくれるところ。こういうオーブンはお手入れが難点なのでかなり嬉しい機能です。重曹を入れての掃除もしてくれますし、消臭もしてくれます。天才か。
僕は最新モデルを購入しましたが、目的を考えると型落ちでも構いませんし、下のモデルでも充分です。
ヘルシオでコンロを封印
オーブンをヘルシオに買い換えて1番難点だったのは、置く場所がないことでした。これまで使っていたオーブンよりもはるかに大きいサイズだったので、場所がなくなっちゃったんですよね。
それで、どうせコンロはもう使わないことだし、それならもうコンロに台を置いてそこにヘルシオを格納しようということに。
最初はコンロ台なども検討しましたが、ヘルシオ自体が25kgと結構な重量があるので断念。そこで見つけたのが、パソコンのモニタ台です。
これなら、横幅80cmあるしコンロの上に充分置けます。耐荷重が15kgですが、これを2台用意すると分散できるので問題なし。
ということで、それを設置したのがこちら。
もう完全にコンロを封印していますね。
この上にヘルシオを載せます。完璧!
このモニタ台、横幅80cmあるので右側に隙間が余っています。そこにヘルシオでよく使うアルミホイルやクッキングシートを収納できたので、これは思わぬ副産物でした。
2018/2/24追記
ヘルシオの熱で、この木製のモニタ台だとゆがむことが発覚しました。
ということで、このままにしておくのは危険なのでメタルラックに変更。これもパソコンモニタ用です。
アルミ製なので耐熱で頑丈。耐荷重が200kgまでいけます。サビにも強く、もう欲しい条件をめちゃくちゃ満たしていますね。
ただ、メタルラックだと隙間から水が漏れてしまうので、下にシートなど敷いておくことをおすすめします。
コンロが必要な時はIH
これでコンロを使わず、ヘルシオ+象印圧力鍋+ホットクックで料理ができるわけですが、一切コンロを使わないかというとそうではありません。オムレツやオムライス、鍋などコンロを使いたい料理はあります。
そんな時は卓上のIHヒーターを使えばOK。
こちらを買ったので、コンロを使いたい時はコンセントにさして料理すれば全く問題ありません。
調理道具がIH対応でなければ、カセットコンロでの代用も可です。
ヘルシオ ホットクックで煮物を作る
象印の圧力鍋で汁物を作る時は、「ヘルシオ ホットクック」で煮物を作ります。
これも自動で調理してくれるものですが1番のポイントはかき混ぜ機能があることです。また、水を使わず料理してくれるので、野菜本来の味がでて美味しいです。
適当に材料をほうっておけば、後は勝手に料理してくれるのは感動です。かき混ぜ機能は本当に便利。
また、象印より容量が大きいので大人数向けにも最適です。
ホットクックとクックフォーミーの比較
ホットクックと同じく自動調理してくれる家電として、ティファールの「Cook4me(クックフォーミー)」があります。
我が家はクックフォーミーも導入しようとしましたが、最近ではほとんど使っていません。。。
というのも、クックフォーミーのレシピって、具材が特殊な料理が多いんですよね。完全放ったらかしのホットクックと違って、ちょこちょこ手を加えなきゃいけないのもデメリット。
奥さんもちょっと使いづらいみたいなので、無理にクックフォーミーを選ばなくても、ホットクックや象印で充分かなという印象です。
料理時短家電はあくまで料理ができる人向け
料理時短を実現する家電を紹介しましたが、これらはあくまで料理ができる人が使って初めて使いこなせるアイテムです。
料理ができない人や全くしない人にとっては、何をどうしていいのかわからず結構迷います。実際、ひとり暮らしの時はオール外食だった僕は一切使いこなせる気がしません。
普通に家族のために料理している奥様方なら問題なく使いこなせるはずです。
食器は食洗機が1番おすすめ
食洗機がビルドインされている部屋に引っ越して以降、我が家ではほぼお皿の手洗いはやっていません。
食洗機で充分キレイになるからです。汚れがひどい時や、マヨネーズなどこびりつきやすいものが付着している時はさっと水で流しますが、大体は食洗機に入れるだけです。
食洗機対応の食器を選ぶ必要が出てきますが、それを補うほどのメリットはあります。
これだけで食器を洗う時間がなくなったので、食洗機の導入はおすすめします。食洗機がない家庭は、外付け型の食洗機を導入してみましょう!
料理の負担を楽にするアイテム
包丁の代わりに使えるキッチンばさみ
食材によっては、わざわざ包丁で切るよりもキッチンバサミを使う方が早いです。
鶏肉や昆布など、ちょっと切るときに便利な包丁という認識で使うと使い所はかなり多くなります。
イージーピーラーで簡単皮むき
リンゴやじゃがいもの皮むきにかなり便利なイージーピーラー。
じゃがいもをセットして動かすと、自動回転で気持ちよーく皮がむけていけます。皮むきの時間短縮に一役。
ベジヌードルカッターで千切りを楽に
最近買って使いまくっているのがこれ。野菜を押し込むと麺状に切り出すことができ、千切りが楽になるアイテム。
押し込む時にやや力はいりますが、時間はかなり短縮されます。
ぶんぶんチョッパーで一瞬にみじん切り
玉ねぎや人参を一瞬でみじん切りにしてくれるぶんぶんチョッパー。
食材を容器にいれて取っ手を押し引きするだけです。電気もいらないので余分な電気代もかかりません。
包丁代わりに使えるアイテムはたくさんあるので、用途別に揃えておくとかなり時間短縮されます。
アボカド料理にアボカドスライサー
面倒なアボカドの皮むきや種取りに使えるキッチン用品。
用途は限定的ですが、我が家はよくアボカドサラダなど作るので、利用頻度は低くありません。
普段の買い物はネットスーパーが便利
日常の買い物は週に1回ネットスーパーを利用しています。
ここで一気に野菜やお肉、調味料、日用品をまとめ買い。日付時間指定で翌日には届けてくれるので、買い出しの必要もなくて便利です。
買い物して持って帰るのも重いし体力使いますからね。これで一気に買い物の負担が減ります。
ただ、これだとお肉が足りなくなったりするので、仕事帰りにお肉だけちょこっと買ったりはします。それでも、買い物はほぼそれだけになるから大分楽です。
ネットスーパーは、通常のネットショッピングと同じ感覚で買うので、スーパーでの買い物と違って無駄な買い物も減るのはメリットです。
ちなみにおすすめは西友のネットスーパー。値段も安いですし使いやすいので、ずっと西友を使っています。
ネットスーパーを使うより詳細なメリットは、下記記事に詳しくまとめているのであわせてチェックしてみてくださいね!
掃除&洗濯の負担を楽にする家電・アイテム
ルンバで部屋の掃除を自動化
基本的に家の掃除はルンバに任せています。
ルンバでは対応できない場所(部屋の隅っこや進入禁止にしている場所)のみ、週末にクイックルワイパーやハンディクリーナーで掃除する、という形。
これだけで掃除の時間が1/10以下に減りましたし、お掃除ロボットの活用はメリットだらけです。
拭き掃除はブラーバで自動化
ルンバが掃除機が自動化されたロボットであるに対し、ブラーバはクイックルワイパーが自動化されたロボです。
クイックルワイパー用のシートをセットすれば、空拭き・水拭きの両方をやってくれる頼もしい家電です。
ブラーバには、水を噴射して掃除する「ブラーバジェット」もあります。
機種としてはこちらの方が新しいですが、ブラーバと比較してクイックルワイパーのシートが使えないことや、掃除面積がブラーバより少ないことを考えると、普通のブラーバで十分です。
ブラーバジェットは、小さいお子さんやペットがいるなど、床がベチャベチャになりやすい家庭向けですね。
我が家では、ルンバで掃除した後の仕上げとして、ブラーバで水拭きをしています。ルンバがあるので空拭きはほとんど使わないですね。
ブラーバについての詳しい解説は『【レビュー】床拭きロボット「ブラーバ」が便利すぎる』をチェックしてみてくださいね!
洗濯洗剤はパワージェルボール
洗濯用洗剤で1番便利なのがこのジェルボール。
粉末洗剤や液体用洗剤のように計って入れる必要がなく、ジェルボールをぽんと洗濯機に放り込むだけでOK。
洗剤を計る手間が省けますし、粉末が散らばったり、液体が垂れるストレスから解放されます。
めちゃくちゃ便利。
洗濯物は平置きで効率化
ロジカル家事での洗濯干しも超効率化。
- 小物類→平干しネットにばら撒いて風呂場に置く
- 小物類以外→ハンガーで干してそのままクローゼットへ
小物類は洗濯機から取り出してそのままネットにばら撒けば、乾いたら回収するだけでよくなり、干す手間も取り込む手間も減ります。
風呂場に置くのはスペースの有効活用ですね。
小物類以外の服類も、ハンガーで干してそのままクローゼットに取り込むことで、取り出す→干す→たたむの行動を簡略化しているわけです。
ちなみに、このやり方は我が家では導入しておりません。洗濯乾燥機があるので、そのまま洗濯後自動乾燥させています。
乾燥後のたたむ手間もありますが、テレビを見ながらだってできますし、干す手間がないことを考えればあまり変わらないかなと思っています。
布団は布団乾燥機で快適化
布団を干そうにも、重たいものですしマンションだったりするとなかなか干しづらいですよね。
布団のお手入れは布団乾燥機を使うのが1番手軽で便利です。
また、布団乾燥機を使うと布団が暖かくなるので、睡眠も超快適になります。
ロジカル家事に必要な時間短縮家電・アイテムまとめ
主婦の方にとって、家事の負担を減らすことや時間短縮は永遠のテーマだと思います。
特に共働き家庭は、こういう家電やアイテムを使って効率化・時間短縮することで、夫婦の時間も増えてケンカも減ります。実際我が家がそうでした。
全部を取り入れる必要はないと思いますが、できるところから取り入れて、家事を効率的にしていきましょう!
以上、ロジカル家事に必要な時短家電やグッズを紹介しました!
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