これからネットショップを運営するに辺り、参考になるマーケティング関連の本を紹介します。
マーケティング本なので、ネットショップだけでなく、WEBサービス等、ウェブ関連の仕事を行う上で役立つ本ですので、是非読んでみてください。
1~5は、マーケティングの考え方に通ずるような内容で、6以降で実践的な本を紹介しています。
この記事の目次
1.マーケティングの原点
お客が勝手にしゃべり出しあなたの会社を宣伝する。感情マーケティングのカリスマ・マーケッター、待望の最新刊。全国2500社を超える中小企業が最も信頼を置く実践マーケッター・神田昌典がマーケティングの常識を破る。500社を超える成功実績付き
ネット主体の今でも、口コミがかなり評価されますね。
主に実店舗向けの内容ですが、口コミは作り出すもの!という考え方から書かれてあるマーケティング手法は、ネットショップを運営する上でもヒントになるはずです。
マーケティングの本質は、オンラインでもオフラインでもそう変わらないですからね。
2.マーケティングは感情を揺さぶるところから
無駄に時間をかけず、売り上げを飛躍的に伸ばすマーケティング法とは何か? それは、マーケティングの従来の常識である「お客様主体の営業」から、「営業側主体の営業」へ転換することである。
お客様主体の営業とは、商品を見極め、きっと買ってくれるであろう客に必至で対応することだ。駄目だったらまた次の客を探し出す。しかしこれではコストがかかるうえになかなか利益に結びつかない。
一方、営業側主体の営業とは、商品を買う際、客自らが店を探し出し、買わせてくれと言わせる方法である。これを、エモーショナル・マーケティングと呼ぶ。つまり、客のエモーション(感情)を知り、相手の反応を誘発させることによってこの現象を作り出す。
この本を手にとった人は、客をどのように生み出し、利益を生み、営業効率を飛躍的に上げるかというエモーショナル・マーケティングの具体的なメカニズムを知ることになる。一度読めば、いつの間にかその魅力に引き込まれている自分に気づくだろう。
神田昌典さんが提唱したエモーショナル・マーケティングの手法。
こちらも、口コミ伝染病につづいて主に実店舗に向けた内容ですが、ネットショップを運営する上でもこのやり方は確実に効果があります。
3.会社の強みを最大限にするために
本書では、企業における最大の注視対象は競合企業ではなく、顧客であるという前提に立っています。顧客の心を捉える企業戦略をどういう観点から構築すればいいのかを、顧客感情をベースとした13のチャートによって、実践的に、わかりやすく解説しています。このチャートをつくる作業は60分ほど集中して行えば完了するようなものです。その60分間であなたの右脳は刺激をうけ、創造性を発揮できるでしょう。そしてその最終結果として自動的にダントツになる企業戦略立案が実現されます!
実践的なマーケティングを学ぶならこの本。
S字曲線や顧客ターゲティングなど、マーケッターやコンサルタントが通常使用している考え方・マーケティング手法が紹介されています。
神田さんのマーケティング集大成の本ともいえ、是非実践しましょう。
4.ストーリーブランディングを身につけよう
価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ[Kindle版]
「商品」「サービス」「会社」「あなた」にいま必要な差別化戦略
世の中はいろいろな商品・サービスで溢れていますが、不況の今の世の中で売れ続けているのは「安くて品質の良いもの」ばかりです。ユニクロしかり、プライベートブランド商品しかり。しかし、小さな会社が、品質にこだわり、いいものを作り、なおかつそれを大企業よりも安く売る。さらにブランド力のない小さな会社なので広告にもお金が必要です。こんなことをしていたら、小さな会社はたちまち潰れてしまうでしょう。
この本では、そのような数多くの小さな会社が、商品・サービス、また企業自身に、「人をひきつけ、共感できるストーリー」を組み込むこみ、ファンを作ることで安定した売上をあげる差別化戦略を紹介します。具体的な事例を織り交ぜながら、ストーリーのつくり方、活用の仕方を説明していきます。
ものを売る上で、何も考えずに売ろうと思うとどうしたって価格競争に陥りがち。そうでなく、価格競争に巻き込まれない商品・サービスを生み出そう、というブランディング本。
小さい会社でも、ストーリーで死ぬほど売っているところはたくさんありますからね。差別化について悩んでいる方にはすごくおすすめです。
5.コピー力を鍛えよう
あなたの文章は、なぜスルーされてしまうのか?仕事で一番必要なのに、誰も教えてくれなかった言葉の選び方、磨き方、使い方。
ネットショップで物を売る際に必要となるスキルのひとつにコピー力があります。
お客さんを惹きつける文章があって良さが伝わるもの。それは企業のメディアを運営する上でも大切ですね。
6.ネットショップ運営はここから!
◆「商品タイプ別」の、ネットショップ開業・運営ノウハウとは?
例えば、剣道用品のような「ニッチ商品」と、無名の自社ブランド商品、価格競争の激しい有名メーカー品では、有効な「売り方」はまったく違います。
本書では、取扱商品を4タイプに分類し、各タイプの強みを生かした集客・ページ接客・リピート促進手法を紹介します。
【自分の店の強み】を知れば、混乱していた頭もすっきりし、優先順位が明確になり、それまで空回りだった歯車も噛み合います。
「目からウロコ が落ちました。ショップの立ち位置が明確になりました。」
「何から手を付けていいのか分からない状態に光が射しました。」事実、多くのネットショップ店長からそんなコメントを頂いています。
ネットショップを運営するならまずこの本というくらい有名な本ですね。
内容は基本的な内容ですが、ここさえ抑えておけば、間違いはそんなにありません。基本を抑えるにはまずこの本から。
7.ECサイト別必要なポイント
「売上は上がったのに儲からない」「商品を増やしても売上が伸びない」——。
参入すれば必ず儲かった「ネットショップ黎明期」を過ぎたいま、ECサイトの運営に行き詰まる企業が後を絶ちません。
本書はそうしたECサイトを運営する企業の事業責任者・担当者が、成功を収めるための「戦略パターン」を解説した本です。
ネットショップを4つのタイプに分類し、それぞれにあった戦略をたてることができます。
また、その際にGoogle Analyticsを用いており、Google Analyticsの使い方についても学べる本です。
8.一流コンサル会社のやり方を学ぼう
商圏が無限大の「ネット通販」。とはいっても、自分たちのビジネスモデルに合ったやり方を実行しないと成果は出ません!
本書では、船井総研のECコンサルチームが過去に担当した豊富な事例をもとに、即効性の高い「打ち手」を紹介していきます。また、めんどうな市場調査や集客、社内管理なども、船井総研独自のシンプルな解決方法まで伝授!! この1冊でネットショップが〈打ち出の小槌〉に!!
日本の大手コンサル会社である船井総研のネットショップコンサルティングについてまとめてある本です。
ネットショップ運営の教科書としてオススメ。
9.SEOなどのWEBマーケティングを抑えるなら
Webマーケティングの実用入門書!
人気コンテンツに解説記事を加えて書籍化数多のWebサイトを救ってきた
伝説のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、
Webマーケティングの基本や考え方を学ぶ実用入門書。本書は、Web上で連載され大人気を博したコンテンツの書籍化企画です。
こちらはSEOやGoogleウェブマスターツールなど、ウェブサイトよりの内容。
SEOについての基本を抑えるならこの1冊で間違いないです。
10.ネット広告について学ぶなら
検索キーワード分析、競合分析、自社分析。「ねらったキーワード」で上位表示!「反応率の高い広告文」でがっちり集客!「ランディングページ」で確実にコンバージョン!あなたのホームページを売れるホームページに今日から変える38の法則。Googleアドワーズ×ランディングページ最適化で、競合に差をつけるテクニックも徹底解説。
ネット上に広告を出す上で、ほとんどの方がGoogle AdWordsを選択することと思います。
しかし、何の知識もない状態で成果を出すことなんてほとんどありません。この本では、キーワード選定から転換率の高いページの作り方までノウハウをまとめています。
最後に
以上、ネットショップ運営をする際に勉強になるマーケティング本を紹介しました。
私の方でも、これらをしっかりと読み込み、お客様に提案させてもらう上でヒントとさせてもらっております。
ネットショップの運営に関する相談は随時承っておりますので、お困りの方はご相談ください。
お仕事に関することは、下記記事にて詳細を記載しております。
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