先日、当ブログの記事をまんまコピペしているサイトを見つけてしまいました。
パクられたことなんて初めてなのでもうてんやわんや。画面の前でフリーズ状態。
冷静になったところで対策法を探しまくって、ひとまず落ち着いたのでここでまとめます。
やめてよもう・・・。
この記事の目次
今回ブログをパクられたことの概要
サイトのURLを貼るのが嫌なので名前だけ晒すと、「アニメの情報天国」というサイトです。
巧妙?なのかよくわかりませんがこのサイト、トップページと下層ページのサイト名が違うんですよね。。。
その下層ページでは「漫画家の未来情報」というタイトルで運営されていました。
この下層ページのURLには番号が振られていたので、もしやと思い番号を変えてみると、、、、案の定他のサイトもパクっていましたよ。
http://ドメイン.com/1234/という感じで、この「1234」の部分の数字を変えていくと他のサイトもパクってたんです。
AdSenseや広告貼ってるわけでもなく、、、、なんだろこれ。本当に何がしたいんだ。
こんな感じでガッツリパクられています。
一覧を見てみても、僕の記事がズラっと出てきます。去年から続いているので、1年以上放置していたってことですね。
画像URL、記事内にあるURL、全部このブログそのままだったんで、もう丸々パクったことが明らかです。
なんかクローラー回してやってんだろうね。
詳しいことはわかりませんが、ブログのRSS情報を元に記事を取得するシステムがあるみたいです。
これにより、記事を更新するごとに、自動で記事がパクられていくわけです。
パクリサイトに対してやったこと
それでこの盗用サイトへの対策ですが、色々ググりまくって、実際に行ったことは次の3つです。
- パクリサイトのサーバーに通報
- パクリサイトからのリンクを否認
- Googleに通報(DMCA侵害申し立て)
順を追って説明していきます。
1.パクリサイトのサーバーに通報
「ブログ パクられた」とかで検索すると、大体皆さんGoogleに通報するようです。
でも、僕のブログの場合結構な記事数をぱくられていたので、その申請が面倒に感じました(ダメ)。
なのでまずはサーバーに通報することにしました。ここでサイトに運営者の情報が載っていれば、そこから問い合わせれば済むんですが、一切載っていなかったんですよね。
サーバーから運営者の情報や連絡先を聞き出し、その連絡先に「削除してね」っていう申し立てを送ろうと思い、サーバーに通報することにしました。
1.相手サーバーを調べる
相手のサーバーを調べるために「SEOチェキ」というサイトで調べます。
サーバー情報が出てくるのでそれを参考にします。
というか、ドメイン取得日が2016年9月って、僕のサイトの記事パクリが去年の3月くらいから始まっているので完全にパクリってことがわかります。
ここで海外サーバーだと超めんどそう・・・と思ってたんですが幸い国内サーバーでした。よかった。
2.サーバーがわかったらサーバーに通報
サーバーへの通報の仕方は下記サイトを参考にしました。
上記サイトを参考に、サーバーの問い合わせフォームから次のような文章を送りました。
魚拓URLを貼ったのは念のため証拠ですね。
サーバー側の対応はものすごく早く、送ってから2時間後には次のようなメールが届きました。
あれあれ伝わってないな。
「gyo.tc」ってのはWEB魚拓のアドレスで、それは証拠のためなんですが、なんか魚拓を調査対象と勘違いしています。
ムカつきましたが魚拓じゃないよ、このサイトだよって正しいURLを貼って再度送りました。
3.送信防止請求を行う
サーバーにメールし直して30分後には「担当部署に伝えますのでお待ち下さい」との返答が来て、そこから3時間もしないうちに担当部署の方から返答が来ました。
あ、なるほど・・・。一度この辺の著作権回りは弁護士にお世話になったことがあるのですが完全に忘れてました。。。
そう、この場合きちんとして手続きで、サーバー側に請求しないといけないわけです。申請している僕が運営者本人っていう証明はどこにもないわけですしね。。。
ということで、取るべき手段は「送信防止請求」と「発信者情報開示」の2つがあることがわかりました。
送信防止請求というのは、要は相手に対し公開するの辞めてね、削除してねという請求にあたります。
発信者情報請求は、サーバー側に相手の個人情報の開示を請求することができます。今回のパクリで損害が発生した場合、この個人情報を元に相手に損害賠償など訴えを起こすことができるわけです。
今回は「送信防止請求」をします。さすがに発信者情報請求は今回は控えます。こちらは個人情報が伴うのでまず申請が通るかどうかわかりませんし。
内心はこの手間賃負担しろやああああああああああああああて感じなんですけどね。
送信防止請求については、次の記事が参考になりました。
こういう記事を公開されていることに本当に感謝です。
ここに書いてあるように、申請書とパクリであることの説明、そして僕は法人なので印鑑証明書(取りに行くのがめんどくさい)を用意し、サーバーに送ることにしました。
送信防止請求の結果については次の記事まとめましたので参考にしてみてください。
2.パクリサイトからのリンクを否認
パクリサイトは、このブログの記事をまんまコピペしているので、画像URLや内部リンクもそのままです。
ということはもしや・・・と思い「Google Search Console」で検索トラフィック→サイトへのリンクを確認すると案の定・・・
めっちゃリンク貼られとるぅ!!!
これが何がまずいって、Googleから「僕がコピーサイトを作って被リンク対策をしている」と受け取られかねません。
運営者が違うので全くの白なんですが、それは外からはわかりません。
このサイトはブラックなSEO対策をしていると判断されるとそれはもう大変なことになるので、それは何としても避けたいところ。
そこでパクリサイトからのリンクを否認する作業を行います。
やり方については下記記事に書かれてあるやり方を参考にしました。
リンクを否認するためには、URLのリストだけでなくコメントも必要みたいだったので、
「#以下のリンクはリンク設置者とのコンタクトが取れず、削除が出来なかったリンクです。リンクの否認をお願いします。」
という文章を添えました。
3.Googleに通報(DMCA侵害申し立て)
最後にGoogleへの通報です。
実はこの過程で、もう1つパクリサイトを発見しました。
下記記事を参考にした際、Google AdSenseからパクリサイトがわかる場合があることが書かれていました。
え、まさかぁと思いGoogle AdSenseの管理画面を見てみると・・・
あったよ・・・。。。1番下のURLがパクリサイトでした。
実際にサイトを見ると、ここは全部の記事ではなくとある1記事をまんまコピったサイトのようでした。
ここも画像もサイト内リンクも盗用してたので否認対象です。
ただ、サーバーが海外であり、サーバーへの問い合わせは断念。。。Googleに削除申請を行います。
Googleに自分の著作権が侵害されている!と通報することで、検索から出ないようにするためです。(DMCA侵害申立と言うそうです。)
何かの間違いでパクリサイトが検索上位に来たら目も当てられないですからね。
このGoogleへの著作権侵害による削除申立については、上記記事以外に、
を参考にしました。
DMCA侵害申し立ての結果については次の記事まとめましたので参考にしてみてください。
パクリサイトの見つけ方
はてブのコメント欄に、どうやって見つけたのかという疑問を見たので、今回パクリサイトを見つけたきっかけを書いておきます。
なんとなく自分の記事タイトルで検索してみたら、結構下の方に出てきたことがきっかけです。最初見つけた時は目を疑いましたが。。。
記事タイトルや、記事内の文章数行でも検索してみると、パクリサイトが大体出てきます。
後は、先ほど説明したGoogle AdSenseの管理画面ですね。
- 記事タイトルで検索してみる
- 記事内容で検索してみる
- Google AdSenseの管理画面を確認
パクリサイト・記事盗用対策まとめ
以上、当ブログが丸パクリされた時にやったことをまとめました。
通常はGoogleに対してDMCA侵害の申し立てを行うのが通常かと思います。
しかし更新する度にパクられるので、元を絶たないといたちごっこが続きます。。。そのため、直接サーバーに問い合わせるのが一番効果的な方法なのではないでしょうか。
この3つの盗用対策方法については、まだ結果が返ってきておりません。
サーバーやGoogleからの返答が届き次第、追記していきます。
大変ためになる記事をありがとうございます。
今までよくパクられたのですが、連絡してやめてもらったり、連絡先がわからない人はグーグルに通報したことがあります。
今回は連絡してもやめてくれないのでどうしようかと思っていました。
私もエックスサーバー使用の人にブログと画像を丸ごとコピーされているので訴えようと思います。
ただブロガーが逆恨みされた事件が今日、報道されていました。逆恨みされるのが怖いです。
直接連絡やGoogle通報もいいですが、
1番効果があるのはサーバーに通報することですね。
サーバー側も無用なトラブルは避けたいので、
具体的なパクリ箇所を指摘すれば対応してくれます。
基本的にこちらの情報を開示しない限りは、
福岡の事件のようなことは起きないと考えています。
0%ではありませんが、本当に確率の低い稀な出来事でもあると思うので。。。