今年の3月から、我が家ではハリネズミを飼っています。2017年1月、三重県産まれの女の子でした。
飼ってからもう数ヶ月、本人も生後半年は経ちました。
もうこれが本当に可愛くて、その割に手もそんなにかからない優秀なペットです。
特に、一人暮らしや新婚さんで、ペットを飼いたいな~と考えている方には是非オススメしたいです。
新婚さんなんかは将来子供ができた時のシミュレーションにもなります。これは何もハリネズミだけではなく、ペット全般に言えますね。
今回はハリネズミの魅力について紹介していきます!
この記事の目次
ハリネズミをおすすめする理由
- とにかく可愛い
- 夜行性で昼間いなくても問題ない
- トイレの世話が楽
- 臭いが少ない
- 鳴かない(うるさくない)
- 散歩や放し飼いにする必要がない
それでは、ハリネズミを特にひとり暮らしの方や新婚さんにおすすめする理由を説明していきますね。
とにかく可愛い
もう、まずはこれ。ハリネズミってなんでこんな可愛いのってくらい可愛いです。
本当に奇跡的なフォルムをしています。
そもそもハリネズミを飼った理由は、奥さんがハリネズミカフェの記事かなんかを読んで、「ハリネズミ飼いたい!!」と言ったことがきっかけです。
その週末には池袋の東急ハンズに行き、実際に触らせてもらってその場で即決。
それで「リリ」っていう名前を付けました。
東急ハンズではハリネズミの入れ替わりが結構あるようで、売れているみたいですね。
ハリネズミを飼う方は、ペットショップだけでなくブリーダーさんから直接というパターンや、ハリネズミカフェから、というパターンも多いみたいです。
ハリネズミを飼ってからというもの、スマホの写真が一気に増えました。撮影→インスタグラムにアップという定番の流れを辿っています。
インスタグラムで「#ハリネズミ」とか「#はりねずみ」とか、英名である「#hedgehog」なんかで検索すると結構出てきますよ。
僕のインスタアカウントでもうちのリリの写真は結構上げてるので、フォローしてもらえると喜びます。
夜行性で昼間いなくても問題ない
ハリネズミは夜行性です。そのため、朝方~昼間はほとんどずっと寝ています。
たまに昼間起きて、うんちしたりご飯を食べたりはありますが、ほぼずっと寝ている状態だと思っていいです。
個体差もあるでしょうが、うちのハリネズミは基本的に23時頃起きて、外が明るくなるくらいまで活動しています。
活動すると言っても、回し車を回したりご飯を食べたりウンチをしたり回し車を回したりケージの中をぐるぐるするくらいです。後は回し車を回したり。
これが一人暮らしや新婚さんにおすすめする一番の理由なんですが、昼間家を空けていても問題ないんですよね。
ご飯は夜起きている時にほぼ食べますからその用意もしなくていいですし、ずっと寝ているからうんちまみれになることもありません。
病気や環境が劣悪でもない限り、帰ったら死んでた!なんてことは滅多に起きないので安心して留守にできます。
人間が寝静まる頃動き出すわけですから、帰宅が遅い現代人にぴったりの動物なわけです。新婚さんでも、共働き夫婦が多いと思いますしね。
トイレの世話が楽
ハリネズミは、犬や猫ほどトイレの世話が大変ではありません。まぁ、エキゾチックアニマルと犬猫とを比べるのも違うかと思いますが。。。
ハリネズミはきれい好きで、滅多に自分の寝床で排泄はしないです。幼少期の時は我慢できなかったのか、何度かしましたが・・・。
ケージの中に砂場を置いていたら砂場で、砂場がない時は隅っこの方にウンチをします。
ウンチの場所が決まったら基本的にいつもそこでするようになります。
この辺は個体差があるので、砂場があってもそこでウンチしない子もいるようですけどね。
後、ハムスター同様、回し車をガンガン回します。それで、何故か回し車を回す時におしっこもウンチもします。
朝起きてケージを見てみると、砂場の方にウンチがいくつか、それで回し車周辺にウンチとおしっこが散乱しているという感じです。
散乱しているのは、回し車を回しながらウンチするので、ウンチが遠心力で外に飛んでいるわけなんですよね。。。
おしっこは場所が決まっていなくその辺でするので、したところは汚れています。でも賢いのが、自分の寝床周辺では排泄しないので、その点はありがたいですね。
昼間は寝ているので、朝掃除する必要はありません。帰宅したら、回し車とおしっこを拭いてあげるだけで問題ありません。
所要時間としては10分~20分程度です。床材も、1週間に1度程度の交換で大丈夫なので、週末にすればOKです。
臭いが少ない
先程のトイレの項目でも説明したように、臭いが少ないのもハリネズミのポイントです。
というか、ほとんど臭くはありません。ほんのりおしっこの臭いがするくらいで、部屋で飼っておいて臭くなるというほどではないです。
ペット飼ってたっけ?てくらい臭いがないので、一人暮らしの部屋でも問題はありません。
どうしても気になるようでしたら、空気清浄機1台置いておけば臭いはほぼなくなります。
ハリネズミは鳴かない
ハリネズミは鳴きません。なんかすごい痛い時や生命の危機を感じるレベルの時は鳴くみたいですが、聞いたことありません。
本当に静かで、ご近所の迷惑にならないからありがたい。
そもそも、ハリネズミって名前に「ねずみ」ってついていますがネズミの仲間ではありません。ハリネズミは「ハリネズミ目ハリネズミ科ハリネズミ亜科」で、モグラに近い動物とされています。
実際、夜行性で光に弱いです。寝床の外に出ていても、部屋が明るくなるとダッシュで寝床に入っていきます。
また、よく床材をほりほりして自分の巣を作ろうとします。ちょっと見づらいかもしれませんがこんな感じ↓
散歩や放し飼いにする必要がない
同じエキゾチックアニマルでも、例えばテグーやフェレット、うさぎなんかは部屋の中をお散歩させた方が良い時もありますが、ハリネズミはその必要はありません。
そもそも部屋に放すと落ちているものや繊維の誤飲の恐れが出てくるので監視しておかなくてはなりません。
誤飲しちゃうと、今度は腸閉塞の心配が出てきますから、、、、腸閉塞は死の要因にもなるから注意が必要です。
僕はたまーーーに部屋でお散歩させますが、かなり注意してみています。
ケージの中に回し車を置いておいたらそれでめっちゃ遊んでくれますし、基本的に放す必要はありません。
ケージ内で済むので、その点は楽なんですよね。
ハリネズミが向いていない人
以上、ハリネズミをおすすめする理由を述べてきましたが、どんな人にもおすすめできるわけではありません。
次に紹介する理由に当てはまる方は、飼わない方が本人にとってもハリネズミ達にとっても幸せです。
金銭的に余裕がない方
もうこれは大前提ですが、ペットを買う以上毎月一定のお金が出ていきます。
そもそもまずハリネズミを購入する時もお金がかかります。
生体価格でも、ハリネズミは2~3万はかかりますし、ケージなど環境を整えてあげるのに最低でも1万円は見ておかなくてはいけません。
こういったイニシャルコストがかかる他、毎月出ていくランニングコストとして次のようなものがあります。
- エサ:3,000~4,000円前後
- 砂・床材:4,000円~5,000円前後
- 病院代:2,000円~手術など出てくると数万円
- その他環境維持のための電気代
病院は何も毎月通う必要はありませんが、年に3~4回、最低でも半年に1度程度は健康診断的な意味合いで診せた方が良いですし、病気にかかってしまって手術が必要になると数万~10数万は覚悟する必要があります。
床材に関しては、ペットシーツや人工芝を使えばもっと安くできますが、基本的には4,000~5,000円程度は毎月かかると考えておいた方が良いです。
環境維持の電気代ですが、ハリネズミは暑さにも寒さにも弱い動物です。
冬場はどんなに低くても24度、夏場は暑くても29度までに保つ必要があります。湿度管理も大切で、高くて60%まで管理しなくてはいけません。
人間には必要ない温度でもエアコンの力を借りる時もありますし、そうなると電気代も高くなります。
こういった必要経費を出す余裕がない方は飼わない方が良いです。
スキンシップをめちゃくちゃ取りたい方
ハリネズミは基本的にビビリです。ストレスにも弱いです。
ちょっと触ろうものならすぐに「フシュフシュ!」て言いながら丸々のいがぐりモードになります。
↑こんな感じでハリネズミは威嚇する時、鼻息を鳴らすように「フシュフシュ」いったり威嚇MAXの時は「シューシュー」と沸騰するような音を出します。また、その時体を丸めて針を立ててイガグリのよう状態になります。
まぁ、わしづかみにしない限りは針もそこまで痛くはないんですが、犬猫のようなスキンシップは期待できません。
また、ハリネズミはなつきませんし、芸も覚えません。
同じエキゾチックアニマルでも、フェレットやデグー、うさぎ等はなつきますし、十分なでなですることはできますが、ハリネズミはそういったことができません。
飼い主を認識しているかどうかも怪しいです。また、なでなでしようものなら一瞬でイガグリです。
よくハリネズミのお腹をなでている動画もありますが、あれはほんとに慣れているハリネズミです。そこまで慣れさせるのに根気も必要ですし、個体によってはそこまで懐かない場合もあるようです。
コンパニオンアニマルとしてめちゃくちゃスキンシップを取りたい方には、ハリネズミはおすすめできないです。
夜寝る時、音が気になると眠れない方
ハリネズミは夜になると活発に行動します。ケージ内に回し車があるとぐるぐるぐるぐる回して遊ぶので、めっちゃ音がします。
1LDK以上であればハリネズミを別部屋にできるので問題ありませんが、1Kや1Rの方だと、寝る時に音が気になるかもしれません。
そのため、音が気になると眠れない!という方は向いてないかもしれません。
ちなみにうちは2LDKで、ハリネズミはリビングに置いています。だから寝室には全く音は届かないんですが、友人が泊まりに来くるとリビングに通すんですね。
「ハリネズミが運動会始めるけど気にせず寝てね」と声はかけていますが、今のところ泊まりに来た友人たちは「確かに音は聞こえてくるけど気になるほどでもなかった」と言っていました。
近くに診てくれる動物病院がない方
近くに動物病院がない方は辞めておいたほうが良いでしょう。
犬猫などの普通の動物病院で診てくれない場合も多いので、ハリネズミにも対応している病院を探さなくてはなりません。
ハリネズミはストレスで病気になりやすいので、万が一診てくれる病院が遠かったりしたら大変です。
ちなみに、うちは駒込にある「みわエキゾチック動物病院」というとこにお世話になっています。
待合室には、うさぎから小鳥、フェレット、ハムスターなどたくさんの患者さんがいますよ。
虫やマウスが苦手でも大丈夫?
野生のハリネズミは、主に昆虫などを食べて生活しています。
そういうこともあり、虫が苦手なんだけど大丈夫かな・・・?と思っている方もいるようです。
また、ピンクマウスといって冷凍されているマウスの赤ちゃんが餌用で販売されています。ハリネズミはピンクマウスも喜んで食べます。
しかし、ハリネズミは、虫やマウスなどが苦手な方でも問題なく飼うことはできます!
基本的にハリネズミの餌は市販のもので問題ありません。これはペレット上に固めてあったり丸い形のものであったりしますので、虫が苦手な方でも問題なく餌をあげることができます。
ミルワームというハリネズミが好んで食べる虫も販売されていますが、ミルワームをあげる時はおやつ程度です。
僕は乾燥されたミルワームをおやつに与えていますが、別に無理して与える必要はありませんし、基本の餌で問題ありません。
おやつをあげる行為は、ハリネズミに「美味しいものをくれる人だ!」と認識させ飼い主への警戒心を解いたり触ってもふしゅられないために必要ではあります。
乾燥ミルワームでも本当に無理な方は、ヨーグルトドロップなどハリネズミ用のおやつも販売されているのでそれを上げると喜びますよ。
最後に
以上、ハリネズミをペットとしておすすめする理由をまとめました。
僕はこれまで犬や亀、ハムスターを飼ってきていますし、嫁も実家には犬も猫もいますのである程度ペット経験はありますが、中でもハリネズミは飼いやすい部類だと思います。
とにかく可愛いので、見てて飽きないですねー。ハリネズミの写真は冒頭に紹介したインスタアカウントにどんどん上げていきます!
今後も、ハリネズミを飼うのに必要なおすすめアイテムやケージなど紹介していきたいと思います。
ペットを飼う以上は、責任を持って最後まで面倒を見ましょうね!
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